でいじー・べるをうたうひとびと
ひと本来の思考機能としては、
正しい判断をする
正確には、正しいと思われる判断をする
妥当な判断をする
判断時はある種のルールに沿った判断をしているような振る舞いとなる
表現する言葉は無いので、代替として真実という言葉に置き換えると、
人類を含めた環境(ある種の共有系)を継続させるための知恵のようなもので、ある程度の共有が前提となる
人は、思考時に真実からの距離を一つの判断条件として用いる
その選択肢は、真実からどれ位の距離にあるのか?と
そして、より近い選択肢を選ぶ
正解を選ぶのではなく、意識せずに真実からの距離によって
その、真実が妥協な範囲内の場合は、それなりにその環境内での妥当な判断をすることができる
当然、通常は真実は一つであり、その共有系で共通の事柄のようになっている
しかし、中には、独自の真実を保持している人々も存在する
独自の真実は、思考過程である種の安全装置が働いた結果、生成され生まれ出てくる
(人間の脳に備わっている安全装置のようなもの、思考を停止すること無く、継続し思考するために備わった機能)
この独自の真実を仮に、虚実と表現(こちらも該当する表現が無いので、説明のための表現)する
真実に沿って思考し行動する人々がいて、その中で、独自の虚実に沿って思考し行動する人々がいる。それが人間社会の一つの側面
この安全装置が起動すると、もう一つの独自の真実が生成され、継続した思考が可能となる
この安全装置か起動する条件は何かと言うと、論理矛盾による混乱時の一つの選択肢
その選択をすることにより個人の意思により起動される
[状況の例]
・以下、一つの論理矛盾の状態を想定
1誤った行いをして、周りから「そのことを指摘された」
2しかし自分の判断では誤りではない
3相反する状況が発生
4この状況を理解しようとする
5二つの選択肢
5-1周りの人が正しく、自分の誤り
5-2自分が正しく、周りの人の誤り
6自己防衛の為に、上記5-2の選択肢を選んだ
7自分が正しいと判断できるための新たな判断基準が必要になり、一つの独自の基準を生成する
8同様な事を繰り返す
9独自に生成した多数の判断基準の全てに矛盾無く適応できる、基準の元(虚実)が生まれる
10その人限定の虚実を真実と置き換え、本来の真実にふれないように、真実を封印する
11真実を思い出すような思考をしないように、思考全般から真実を遠ざける思考パターンでの思考に変わる
さて、あなたの真実は真実なのか?虚実なのか?
「There is a flower within my heart, Daisy, Daisy!」
あっ!無意識のうちに、歌っていた...
私もそっち側だったのか...